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日本産業のグローバル化と東アジア
歴史家の案内する京都
歴史家の案内する京都 祇園祭
京都では、祇園祭の季節となりました。 仕事の帰りに四条烏丸辺りを歩くと、お囃子を練習する音が聞こえて来ます。
『歴史家の案内する京都』は、15人の歴史研究者がそれぞれの専門分野の史跡を、大学のゼミで学生を案内したり、カルチャースクールで市民のみなさまを案内することを再現した本です。
今日は、本書の中から、少しだけご紹介いたします。 河内将芳先生(奈良大学教授)のご執筆された「祇園祭」は、まさに今の時期に読んでいただきたい項目です。 祇園祭の史跡巡りの出発点は、祗園祭発祥の地である八坂神社大政所御旅所(下写真。四条烏丸を南へ少し下がった東側)。 「平安時代の後期、天延二年(974)に祗園の神の託宣(神のおつげ)によって、八坂神社(当時は、祗園社といった)からこの地に神が神輿に乗せられて移動する神幸という祭事がはじめられたのが、この場所だったからである。」(本文より)
一般に祇園祭といえば、山鉾巡行が思いうかびますが、実は7月1日の切符入りからはじまり、おおよそひと月かかる神事なのです。 本書を読んで、祇園祭の発祥の地をたずね、神輿渡御と山鉾巡行の意味を考えてみるのはいかがでしょうか。
歴史家の案内する京都 仁木宏・山田邦和編著
A5判並製 342ページ ISBN978-4-89259-790-0 2016.07.05 Tuesday 14:41
- - 唯物論と現代No.55
2016年6月の新刊のご案内です。 『唯物論と現代No.55』が出ました。 今回のテーマは、「戦後70年を考えるードイツと日本」と、「見田石介の哲学と経済学ー没後40年にあたって」です。
唯物論と現代 No.55 戦後70年を考えるードイツと日本 関西唯物論研究会編
四六判並製 160ページ 定価:本体1400円+税 ISBN978-4-89259-793-0
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